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TF Lattice 集約関数モデル
概要
既製の TFL (TensorFlow Lattice) 集約関数モデルは、複雑な集約関数の学習向けの TFL tf.keras.model
インスタンスを素早く簡単に構築する方法です。このガイドでは、既製の TFL 集約関数モデルを構築し、トレーニングやテストを行うために必要な手順を説明します。
セットアップ
TF Lattice パッケージをインストールします。
必要なパッケージをインポートします。
Puzzles データセットをダウンロードします。
特徴量とラベルを抽出して変換します。
このガイドのトレーニングに使用するデフォルト値を設定します。
特徴量の構成
特徴量の較正と特徴量あたりの構成は tfl.configs.FeatureConfig
によって設定します。特徴量の構成には、単調性制約、特徴量あたりの正規化(tfl.configs.RegularizerConfig
を参照)、および格子モデルの格子のサイズが含まれます。
モデルが認識する必要のあるすべての特徴量に対し、完全な特徴量の構成を指定する必要があります。指定されていない場合、モデルは特徴量の存在を認識できません。集約モデルの場合は、これらの特徴量は自動的に考慮され、不規則な特徴として適切に処理されます。
分位数を計算する
tfl.configs.FeatureConfig
の pwl_calibration_input_keypoints
のデフォルト設定は 'quantiles' ですが、既製のモデルについては、入力キーポイントを手動で定義する必要があります。これを行うには、まず、分位数を計算するためのヘルパー関数を独自に定義します。
特徴量の構成を定義する
分位数の計算ができるようになったら、モデルが入力として使用する各特徴量に対する特徴量の構成を定義します。
集約関数モデル
既製の TFL モデルの構築には、まず tfl.configs からモデル構成を構築します。集約関数モデルは tfl.configs.AggregateFunctionConfig を使用して構築します。これには区分的線形較正と分類別較正、それに続いて不規則な入力の各次元に格子モデルを適用します。次に、各次元の出力に集約レイヤーを適用します。さらにオプションで出力の区分的線形較正を適用します。
各集約レイヤーの出力は、不規則な入力にわたる較正格子の平均出力です。ここでは、最初の集約レイヤーの内部で使用するモデルを示します。
ここで、ほかの tf.keras.Model と同様に、モデルをコンパイルしてデータに適合させます。
モデルのトレーニングが終了すると、テストセットを使用してモデルを評価することができます。