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ノートブックで TensorBoard を使用する
セットアップ
TF 2.0 をインストールし、TensorBoard ノートブック拡張機能を読み込んで起動します。
Jupyter ユーザー: Jupyter と TensorBoard を同じ virtualenv にインストールしている場合は、このまま先にお進みください。異なる Conda/virtualenv 環境に対してグローバルの Jupyter インストールとカーネルがあるといったより複雑なセットアップを使用している場合は、tensorboard
バイナリが Jupyter ノートブックのコンテキスト内の PATH
にあることを確認する必要があります。これには、環境の bin
ディレクトリを PATH
に付加するように kernel_spec
を変更する方法があります。こちらをご覧ください。
Docker ユーザーの場合: TensorFlow のナイトリーを使用する Jupyter Notebook サーバーの Docker イメージを実行している場合は、ノートブックのポートだけでなく、TensorBoard のポートも公開する必要があります。次のコマンドでコンテナを実行します。
上記の -p 6006
は TensorBoard のデフォルトのポートです。これにより、1 つの TesorBoard インスタンスを実行するためのポートが割り当てられます。同時インスタンスを実行する場合は、さらにぽポートを割り当てる必要があります。また、--bind_all
を %tensorboard
に渡してコンテナの外部にポートを公開します。
TensorFlow、datetime、および os をインポートします。
ノートブックにおける TensorBoard
FashionMNIST データセットをダウンロードし、スケーリングします。
非常に単純なモデルを作成します。
Keras と TensorBoard コールバックを使ってモデルをトレーニングします。
magics を使って、ノートブック内で TensorBoard を起動します。
スカラー、グラフ、ヒストグラムなどのダッシュボードを表示できるようになりました。一部のダッシュボード(プロファイルプラグインなど)はまだ Colab では使用できません。
%tensorboard
マジックのフォーマットは、TensorBoard コマンドライン呼び出しとまったく同じですが、先頭に %
記号が付きます。
トレーニング前に TensorBoard を起動すると、その進捗状況を監視することもできます。
同じコマンドを発行すると、同じ TensorBoard バックエンドを再利用できます。異なる logs ディレクトリが選択されている場合、新しい TensorBoard インスタンスが開きます。ポートは自動的に管理されます。
新しいモデルのトレーニングを開始すると、TensorBoard が 30 秒ごとに自動更新されます。または、右上にあるボタンを使って再読み込みすることもできます。
tensorboard.notebook
API を使用すると、もう少し制御できるようになります。