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TFX パイプラインのオーケストレーション
カスタムオーケストレータ
TFX は、複数の環境とオーケストレーションフレームワークに移植できるように設計されており、開発者はカスタムオーケストレータを作成するか、TFX がサポートしているデフォルトのオーケストレータ(Local、Vertex AI、Airflow、および Kubeflow)のほかにさらにオーケストレータを追加することができます。
すべてのオーケストレータは TfxRunner を継承している必要があります。TFX オーケストレータは論理パイプラインオブジェクトを取ります。このオブジェクトにはパイプライン引数、コンポーネント、および DAG が含まれており、TFX パイプラインのコンポーネントを DAG が定義する依存関係に基づいてスケジューリングを管理します。
例として、BaseComponentLauncher でカスタムオーケストレータを作成する方法を見てみましょう。BaseComponentLauncher はすでに 1 つのコンポーネントのドライバ、executor、およびパブリッシャを処理するため、新しいオーケストレータでは DAG に基づいて ComponentLauncher をスケジューリングすることだけが必要です。単純なオーケストレータは、LocalDagRunner として提供されており、DAG のトポロジー順でコンポーネントを 1 つずつ実行します。
このオーケストレータは、Python DSL で次のように使用することができます。
上記の Python DSL ファイルを実行するには(名前を dsl.py とした場合)、単純に次のようにします。